日本のゴミ問題4
高木善之ブログ
デポジット制ってなんだろう?
最近、耳にすることが多くなってきました、企業責任と消費者責任をつなぐ方法のひとつ、預かり金(デポジット)システムです。
商品を買うときに一定のデポジットが徴収され、使用後、お店に持っていくときにデポジットを返してくれるシステム。
少し昔の例では、ジュースのビンに 10~30円上乗せして、お店に空き瓶を持っていくとビン代が返金されたシステムです。
環境先進国では、ペットボトル、ビン、缶等の飲料容器だけでなく、クルマ、家電品、蛍光灯、電池などにも導入されています。
一例として、冷蔵庫を廃棄した場合、日本ではデポジットが含まれていないため、処分代に4千円取られ、不法投棄が増える原因となっています。
反対に、オーストリアなどでは廃棄時にデポジットのおよそ1万円が戻ってきますので、不法投棄は減る仕組みなのです。
高木善之でした。