温暖化防止に向けての世界の取り組み

高木善之ブログ

地球温暖化の原因は二酸化炭素(CO2)など「温暖化ガスの急増」です。家庭で使っている電気やガス、マイカーで消費するガソリンなどCO2は、私たちが便利で快適な生活をすることで大量に発生しているのです。

1997年の温暖化防止京都会議では、先進国全体で約5%の温暖化ガスを減らすことが決定しました。

温暖化を防止するためには地球全体で60~80%の温暖化ガスの排出削減が必要です(国連IPCC報告書)。途上国の100倍以上のCO2を出している日本は91%、アメリカは96%の削減が必要です。

現在、EU(欧州連合)は削減目標を40%と大幅に上げ、ドイツやイギリスなどは既に約10%~20%の削減をしています。しかし、日本の削減目標はわずか6%。しかも逆に8%増加しています。こうした温暖化ガス排出量の増大で、このままでは温暖化防止は手遅れになると国連UNEPは警告しています。

高木善之でした。