日本のゴミ問題3
高木善之ブログ
4Rって聞いたことありますか?
環境先進国、ヨーロッパのゴミ処理の原則で、この4Rによってゴミを大幅削減することに成功しています。
日本の現在のリサイクル法は、ヨーロッパで15年以上も前に失敗した法律なのです。
4R:ゴミ処理の原則
REFUSE(リフューズ)やめる
REDUCE(リデュース)減らす
REUSE(リユース)再使用
RECYCLE(リサイクル)再利用
REFUSEとREDUCE (やめる、減らす)
スーパーでのばら売りゴミは企業責任であり、すべての生産物を最終処分しなければなりません。
そのため、企業はゴミになるものは作らず、売らなくなります。
また、市民にもゴミに責任があり、ゴミの量に応じて処理代を払わなければなりません。
そのため、市民がゴミになるものを持ち帰らず、買わなくなります。
その結果、野菜や卵はスーパーでもバラ売りがあたりまえになっています。
買い物袋を持って買い物に行くのもあたりまえです。
処理費用はごみのかさに応じて直接負担となるため、減量に向けた意識を持ちやすいのです。
REUSE(再使用)
たとえば、ペットボトルは使い捨てでなく、何度も再使用しています。
店やスーパーでペットボトルを回収して、メーカーが中身を詰めて販売するシステムが確立しています。
さらにペットボトルも減少し、ビンが主流になっています。
シャンプーなども容器を持っていくと中身だけ量り売りをしてくれるお店もあります。
RECYCLE(リサイクル)
ほかの3つのRでゴミを減らすことが、大前提で最後の方法がリサイクルです。
日本では、大量生産・大量消費・大量廃棄・リサイクルですので、このままではゴミは減りません。また、リサイクルするための過程で大量のエネルギーを消費します。再生品をつくるよりも、再使用やリサイクルすべきごみを減らすことが最善なのです。
高木善之でした。